東山校友会からのお知らせ
東山校友会サイトでは、現役・OBに関わらず幅広く東山中学・高等学校に関わる活動を報告し、同窓の縁を繋ぎ続けます。
東山校友会からの発信はもとより、現役・OBのみなさまには個人・団体に関わらず、現在従事されているグループやビジネスにおけるさまざまな活動状況のお知らせ依頼をお寄せください。
※お知らせ掲載は、ご依頼後東山校友会の承認を得て公開されます。

2016年度の始業式・対面式等を挙行

先週の雨で桜も散った今日4月11日、中学・高校の新入生を迎え、
2016年度の始業式が挙行されました。
新任の先生方の紹介を終えたあと、登壇した福地副校長から、
本校生であれば誰もが知っている通学路のひとつ、
「ねじりまんぽ」に刻まれた「雄観奇想」「陽気発処」の二句を取りあげたお話を頂きました。
「雄観奇想」とは、すばらしい眺めと優れた考えという意味であり、
「陽気発処」とは、朱子学の一節「陽気発処、金石亦透、精神一到、何事不成
( 陽気発する所、金石また透る、精神一到、何事か成さざらん )」に基づく言葉で、
集中して物事に挑めば何事も成し遂げられるという意味です。
そもそもこの二つは、琵琶湖疎水開削の大変な作業にむけられた言葉を想起されますが、
日々の学業に勤しむ東山生にとっては、また違った意味合いとして捉えられる言葉です。
この新年度始業式という大切な時に、身近に溢れる言葉から触発をうけ、
「よぉし、やるぞ!」と強い気持ちで努力を続け、それぞれの夢(願い)に自身を近づける、
そんな1年のスタートを切ろうではないか!という強い言葉を、福地副校長から頂きました。
新たな学年で東山生それぞれが活躍される一年であることを、期待したいと思います。
式終了後は、中学1年生が知恩院参拝にむかい、高校1年生がクラブ紹介にのぞみました。
明日から、東山中学・高等学校の本格的なスタートです。